《岡井花子の意識とクリニック》新人賞が語るフレスコボールとは

フレスコボール岡井

『FRESCOBALL AWARD 2018』で新人賞に輝いた岡井選手からいろいろありがたいお言葉を聞いたので、せっっかくですので記事にしてみました。(写真左)

今回は、岡井選手が意識していること、しばろぐクリニックが実際に役立ったことを語ってくれました。

はじめに

私は長くソフトボールをしてきて、すべてのポジションの経験があります。

すべてのポジションの中で一番好きなのがピッチャー。そして次がキャッチャーです。
次がファーストなので、単純にボールに触れる機会が多い順なのかも知れません…(笑)

私は、フレスコボールのペアを野球・ソフトのバッテリーの関係のように思っています。

アタック側は、自分の持っている最高のボールを、相手の構えているところに全力で投げる(打つ)

ディフェンス側は、相手の全力を引き出せるように、相手が安心して投げれる(打てる)ように、リードする。

しかもフレスコボールでは試合の中でこの関係が交換されるわけですから、こんなに楽しい競技はないなと、そう思っています。

私はまだフレスコボールの詳しい技術のことは分かりませんし、解説を書いている芝さんも、これからどんどん技術に磨きがかかり、新たな発見があることと思います。

私が今回書かせていただくことがすべてではもちろんないですし、
あくまで、「今の私が意識していること」を伝えさせていただければと思います。

フレスコボールのディフェンス

まず私は相手が打つタイミングで小ジャンプ(いわゆるスプリットステップ)をしています。

テニスやバドミントン経験がない人がスプリットステップを試してみようと思うとタイミングが難しいと思いますが相手が打つ瞬間に飛んでいてはダメです。

相手が打つ瞬間に着地するようにステップをするイメージです。

そのときの視線は私はボールではなく相手のラケットにあります。

スイングの軌道とラケットの面の向きでボールが飛んでくる方向や角度を判断し、ボールが来るところに体の中心を持っていきます(あくまでイメージです)。

芝さんがディフェンスの解説で体のバランス(細かく何対何)と言っていますが、私にそこまで細かく考える脳みそはありません。(笑)

実際、体の中心で打ってはいないのですが、ボールに手を伸ばすのではなくて(上下左右すべてに対して)ボールに体の軸を近づけることを意識しています。

野球のゴロを捕球するときに正面で捕るというイメージでしょうかね?

相手が打つ瞬間は相手のラケットを見ると言いましたが、次の瞬間からはもちろんボールを見ます。

よくやってしまいがちなことは、ディフェンスがバラつき焦せり始めると、相手のここに返したいと言う気持ちが強くなります。
そうすると意識(視線)が相手の姿(ラケット)に向いてしまい、ボールを最後まで見れていないことがあります。

アタックと同じで自分が打つ瞬間までボールを見れていないと、結果返したいところ(視線がいってしまっているところ)に返せず、焦りが増すことになります。
そういう時こそ落ち着いて、最後までボールを見るようにしています。

後はもう

「ここから」 「こう!」

それだけです。(笑)

フレスコボールのアタック

まず私の場合、手首は立てず肘も伸ばすスタンスです。

肘を伸ばすと言っても伸びきった状態で棒のように振り回すのではなく、少し余裕は持たせます。そうしないとボールに力が伝わりません。

そして親指、人差し指、中指を意識してラケットを握っています。

初めの頃はソフトボールの癖で薬指小指側を強く握ってしまっていましたが、そうするとボールの勢いに負けて手首が折れてしまうので、とにかく手首は固定。

芝さんもよく言われていますね。
この時に気をつけたいのが、ラケットにボールが触れていない時に力いっぱいラケットを握らない、という事です。

手に力を入れるのは打つ瞬間だけにしています(したいです)。

常に肘を曲げるスタンスの人と比べると、体の近くにボールが来たときフォアアタックは打ちにくく感じます。
なので、1番に意識していることは、体とボールとの間にラケットを振る空間を作ることです。
つまりディフェンスと同じでボールに合わせて体を動かします。
足が常に地面にベッタリついてしまわないようにしたいですね。

ラケットにボールが当たってからは、ラケットにボールが触れている状態のまま30センチ前にラケットを押すイメージをしています。
当たり前のようにこのラケットを押した方向にボールは飛んでいきます。

なので体を中心に円を描くように(野球で言うドアスイングのように、これを私はよくやってしまうのですが…)30センチではなく、相手に対して真っ直ぐ30センチです。

もっとイメージしやすく言うと、弓矢を引くイメージです。
的に向かって真っ直ぐ弓矢を引き(テイクバックをとり)、真っ直ぐ矢が飛んでいく(ラケットが押し出される)イメージです。

あとがき

具体的な技術のことではなくイメージの話が多くなってしまいましたが、人それぞれ自分にハマるイメージは違うと思います。
はなこはこーゆーイメージをしているのか、と参考程度に思っていただければ幸いです。

私はフレスコボールにハマり始めて間もないころから、しばろぐの解説記事を読み、ずっと意識して来たつもりではいました。

しかし今改めて読み直してみると「あ、これはこのことを言っていたのか」と当時の自分では理解しきれていないこともありました。

まずは試してみて、忘れたころにしばろぐを読み直すと新たな発見があるかも知れませんね!